刺激いっぱいのぐるしの(ぐるっと篠原の里)

篠原(しのばら)は以前紹介した篠原園芸市も開催された集落

電車もバスもないとても不便な場所だが魅力的なイベントが多い

集落の色々な家がオープンハウスとなり、展示場や催し会場に変身する   コロナ禍以降なんとなく遠のいていた

『人のおウチにお邪魔する』こと

少しドキドキする感覚があったけれど篠原の人達は慣れっこ?なのかこちらの緊張を他所にすんなりと招いてくれた

五感がびりりと刺激を受けるようなイベントだった

廃校を利用した篠原の里
ギャラリー化したお家

道を歩けばアーティストにあたる

そう言っても過言ではないくらい藤野にはアーティストが多い

有名無名関係なく自由に表現できる舞台が藤野にはある

あくせく働いてきた凡人の私にはアーティストと聞くと全国的に有名にならないと生活できないのではないかと考えてしまうし、どうやって生活してるの?と聞きたくなるようなことばかりだ

今日たくさんの人に出会いおしゃべりをして分かったことは藤野に“生づく“人々は暮らしを本気で楽しんでいる人ばかりだった

山に生きる 芸術に生きる ものづくりに生きる

そんな人ばかりに出会うものだから刺激を受けないはずがない 

それが効率的か非効率的かは関係ないし大きく収入を得られるか得られないかも関係ないように見えた(実際はわからないが)

自然の雰囲気にぴったりなオブジェ
山岳写真家の三宅修さん

活動に年齢は関係なく93歳の山岳写真家の三宅修さんも藤野アーティストのひとりだ

いまだに講演会やお話会をされるほど知的で博学 山が好きな私達にも山の楽しいお話をしてくれた

戦争の体験談も語っていただいてとても貴重な時間となった

生活 暮らし とは

物質的な豊かさではない心の豊かさ  幸福度というものさしになるのかもしれないけれどここにはそれがある

同じ日本で生きてきて街中にいる時と藤野でこんなにも違うものかと驚く

自然と共存するとかボタニカルとかサスティナブルとか都会人が使いそうなワードがすでにここには根付いている

キレイな沢

こんなに楽しい藤野を知らない人がまだたくさんいるのでパンやお菓子のお知らせなどはインスタに任せてこちらでは藤野の魅力を中心に語っていくことになるかもしれません