SCAJという年に一回催されるコーヒーの祭典が東京ビッグサイトで先週開催されました
BtoBが主体だったのですが主催側も昨今のコーヒーブームに乗ってエンドユーザー向け商品が多くなって学生や一般のコーヒー好きもたくさん居ます

去年はベトナムのfuturecoffeefarmに行った後の開催だったのでToiさんにまた会いたいという目的と、焙煎機や生豆の商社など検討することを目的に行きました
コーヒーブームに少し疲れ気味の私達?は今年は行きませんでしたが大いに盛り上がった様子
ベトナムブースを出店している8coffeeさんの計らいでオープンしたてのConamont BaicentにToiさん達を招いてくれました

SCAJからたくさんのお客様を相手にした後にも関わらずとても元気なベトナム人たち
ベトナム国内に行った時も感じたのだけれど人々の活力が漲っていて日本のような疲れ果てたサラリーマンみたいな人は1人も見かけませんでした
Toiさんと何度もこれまでお話させてもらい、戦時中から今の生活に至るまでどれだけの苦労があったのかを知った上でベトナムのToiさんのコーヒーに触れているので感心することばかりです

ベトナムだけではなくコーヒー生産国はどこも同じ様な苦労をしてきた国が多いのです
必死で生活の為に生産して自分達はコモディティ以下のようなコーヒーしか飲んだことがないワーカーさんも多数いらっしゃいます
なのでブームだなんだと先進国の商売に踊らされるのはあまり好きではありません…けれどアメリカやヨーロッパやオセアニアがコーヒーを消費するおかげで生産者が商売をしているのも事実
自分達もコーヒーを扱って商売する上で色んな想いが入っていることを忘れてはいけないなと常に思っています
Toiさんがいつも言う
『最後に飲むお客さんが1番大切』
という言葉が本当に大事
最近は色んな器具や抽出方法などがありますがその一杯がおいしいかどうかが全てです